草風-百景Web写真展
草風百景(草と風の四季)について
中国の古典的山水画、瀟湘八景(しょうしょうはっけい)から多くの日本画家が、同画題で発表している。
その中で、旧西蒲原吉田生まれの日本画家横山 操 氏は八景に2作品(立山黎明・越前雨晴)を足し
越路十景を発表、私の写真の師である写真家本間勝男氏は、はざ木挽歌展、はざ木十景を発表、
私の写業の集大成として十景を拡大し、作品を10章に分離し各10作の作品を再構築した100作と考えた。
共に作品・作家をリスペクトしてである。
人生の歩みを自然の四季になぞらえ、 草と風のささやかな出来事と受け継がれる永遠の命を
メインテーマに、風景写真で表現しました。2010年頃から撮影を始めましたが、撮影の範囲を限られた
狭い場所に決め、拠点とする場所(当時ギャラリー所在地カーブドッチワイナリーを拠点に)
半径約20キロ内での撮影を決めた(範囲を広げたとしても全てを表現出来るわけでも無く、
独自の視点で、密度の濃い自然の中に永遠に続く流れ、川・花・水・雲・草・風・生命
(目に見えるその先、事象の地平線)を表現した作品となります。
第零章「草風十景」 2012年(展示)https://youtu.be/S4e0PP7mP00
第二章「はさ木心象」 2014年(展示)https://youtu.be/TJSMBKCHsCk
第一章「白の印象」 2015年(展示)
第七章「植物と言う名の生命」2015年(展示)
第四章「花 鳥」 2017年(展示)
第五章「草 木」 2018年(展示)
第十章「KAWA」 2019年(展示)
第九章「山の辺」 2019年(展示)
第六章「至福の空」 2020年(未公開)
第八章「隠れ咲く花」 2022年(未公開)
第三章「事象の地平線」 2023年(未公開)
各作品原版は、画素数を大きくするため写真数枚(4枚から16枚)を撮影し編集ソフトにて、
拡張編集(フォトステッチ)作業にて8,000万画素-1億5,000万画素で作られています。
(映像・Webは縮小版を使用しています)
Web写真展・映像YouTube公開について
私事、2012年に初回章草風十景展示から、約年1回の章事のタイトルで十景写真展を展示発表してきましたが
(一部コロナ禍で未発表回がありますが)2023年12月に最終章が完成しました。
十章100枚の作品を季節ごとに組み替え再構築し百景(第零章は目次的(アイコン)として制作
したため、作品数は合計110枚)を、この度スライド映像化(非売品)CDに致しました。
背景音楽にポニーキャニオン所属アーティスト喜多郎さんのアルバムOASISより4曲
1.RISING SUN/朝の祈り 2.MORO-RISM/モロリズム
3.NEW WAVE/新たなる旅路 4.COSMIC ENERGY/宇宙エネルギー
世界でも高い評価を受けている日本人アーティストの一人である。
「自然界からインスピレーションを受ける。ある曲は雲であり、またある曲は水である」
「音楽によって全世界を体感することが出来る」と語る喜多郎は作曲家・演奏家として自身の
生活環境の体験から、自然の雄大さ、荒々しさ、暖かさ、冷たさなど、様々な感情を授かり、
その美しく独創的、イマジネティブな音楽世界は多くの人々に親しまれている。
(喜多郎プロフィールより引用)
ポニーキャニオン様より使用を正式に許可取得しYouTubeにて2024年3月1日より1年間の公認公開決定致ました。
ご閲覧賜りたくご案内致します。
写真家 田中 幸一